特捜投資家

特捜投資家

, 永瀬 隼介

によって 永瀬 隼介
4.5 5つ星のうち 11 人の読者
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内容紹介 ──気がつけば、忖度独裁国家と化していた日本。 そこには、権力におもねり人を食いものにするフェイクなヤツらがあふれている。 斜陽の新聞社を辞めた泣き虫記者、失敗続きのバリキャリ美女、うだつの上がらない学習塾経営者、 そして、地獄から這い上がった孤高の投資家…… 崖っぷち4人の逆襲が始まる! 痛快無比の投資エンターテインメント小説が誕生! * * * * * 【メディア掲載レビューより】 ジャーナリストと起業家、投資家には、共通点があります。 それは、いずれも「一発狙い」だということ。 「一発」という表現が適切でなければ、 「ホームラン狙い」とでも言えばいいでしょうか。 ジャーナリストはスクープを狙いますし、 起業家は大きな事業を企てる、 そして投資家は大化け株を探す。 かの天才コピーライター、デイヴィッド・オグルヴィは、 「バントをするな、場外ホームランを狙え」と言ったことで有名ですが、 情報産業では、「大きく考える」ことが富をもたらす秘訣なのです。 とは言いながら、「大きなこと」には常にリスクがつきまとうのも事実。 広げられた風呂敷が本物なのか、 関わっている人間はまっとうな人間なのか、 急激に集まるカネは引く時もはやい……などなど。 そんな情報産業に潜むリスクと、カネの現実、現在の資本主義社会の退廃ぶりを、 ジャーナリスト、起業家、投資家が交錯するストーリーの中で描き出したのが、『特捜投資家』。 「EVの革命児」ともてはやされるミラクルモーターズの黒崎宏、 成功した男たちを渡り歩くクールビューティーな女性起業家、椎名マリア、 個人投資家として数百億の資金を動かし、莫大な利益を得ている天才投資家・城隆一郎、 そして城に雇われ、ミラクルモーターズを調べ始める、元大手新聞記者のフリージャーナリスト・有馬浩介、 捜査線上に浮かんできた、闇の大物……。 スリリングなストーリーを読んでいるうちに、 資本主義社会を渡り歩くための知恵が身につく、じつに興味深い小説です。 若い頃、『ナニワ金融道』を読んで、お金と人間の現実を学び、 実世界に出て本当にその通りだなと思ったものですが、 本書もまた、現代の資本主義社会の現実を見事に描き出しています。 脇の甘い人間がハマる落とし穴、レバレッジ投資のリスク、情報操作の危険性、 平気で風呂敷を広げる起業家と、それに群がる危うい投資家たち……。 まさに今の日本の闇の部分を描いているようで、背筋が寒くなります。 ぜひ、読んでみてください。 傑作です。 (「ビジネスブックマラソン」編集長・土井英司) 著者について 1960年、鹿児島県溝辺町(現霧島市)生まれ。週刊誌記者を経て1991年、フリージャーナリストとして独立。おもに犯罪ノンフィクションを手がける。2000年、『サイレント・ボーダー』(文春文庫)で小説家デビュー。他の小説作品に『閃光』(角川文庫、2010年に映画化)、『カミカゼ』(幻冬舎文庫)、『悔いてのち』(光文社文庫)、『凄腕』(文藝春秋)など。ノンフィクション作品としては『19歳 一家四人惨殺犯の告白』『疑惑の真相 「昭和」8大事件を追う』(以上、角川文庫)などがある。本作は、ノンフィクション・クライムノベルの名手・永瀬氏の新境地。
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スピード感があって、まあまあ面白いのですがなんというか構想もしょぼいし、全体におじさんくさいというか昭和の古臭い劇画調でした。とくに闇金の借金のカタに16歳の姉が弟のかわりに自分から身を差し出すなんてリアリティなさすぎだし江戸時代かよと思いました。弟がヤクザにつれていかれたら警察にかけこんで取り戻してもらう方が合理的だし、自分から犠牲になってやくざについていくのもファンタジーがはいりすぎだと思いました。父親も娘が連れて行かれるのをだまって見ていたというのも情けない。自殺するくらいなら生命保険にはいっておいて、娘には手をださせないようにするとかの方法もあったと思います。なぜか姉が弟のかわりに自己犠牲をはらうとか娘が父親のかわりにとか、母がむすこのために犠牲になるとか女の家族が男の家族のために自己犠牲を払うストーリーが日本には多いですよね日本昔話もそうだし。この逆のパターンはほとんどないと思います。兄が妹のために犠牲になるとか、父が娘のために犠牲をはらうとかいう話は見たことがありません。女性が自分からすすんでかわりに犠牲になってくれるというのが美談とされていて、男性のひそかな願望なんだろうと思いました。

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