子ども版将棋のルールを覚えた次に読む本
Kindleストア, 青野 照市
によって 青野 照市
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駒の動かし方やルールを覚えたからといって、すぐに将棋を指して勝てるわけではない。本書は、将棋入門書の次のステップとして、勝つための方法を教える本。駒を取る、取られる、駒の損得、詰みの形などを勉強する。また、いろいろな駒落ちでの戦い方や、平手での戦法もわかりやすく教える。文字も大きく、ふりがな付きで、小学校1年生から十分理解できるよう工夫した。戦法書を読む前にぜひ一読をすすめたい1冊。
ファイル名 : 子ども版-将棋のルールを覚えた次に読む本.pdf
以下は、子ども版将棋のルールを覚えた次に読む本に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
以下に分かりにくいたとえ話をする。 みなさんは、「カート」ってご存じだろうか。F1ドライバーの多くが子どもの頃から親しみ、ここからF1まで進んだというカーレースのスタート地点である(と、わたしは聞いたことがある)。多くの方は『ゴーカート』ならば聞いたことがあるだろうが、それである。(カーレースに詳しい方へ。間違えてたら容赦願います。)彼らは、カートから始まり、F3、F3000等を勝ち上がり、カーレース最高峰のF1にたどり着いたのである。だから彼らの運転技術は相当なものである。だから、彼らが公道を走るときも、相当な安全技術で走るであろう。 さて、わたしたちは、通常は三輪車から始まり、自転車、原付や自動二輪、そして自動車とレベルアップするだろう。その中で我々も安全運転技術というものを身に付けるが、それはF1ドライバーとは異なると思う。 例えば、追い抜かされるとき、である。我々は、減速して時によっては停車して他車を先に行かせることがある。しかし、F1ドライバーは常に時速300km超の世界で運転しており、パッシングさせるとしても100kmまでしか減速しない。我々も高速道路では100kmでパッシングさせるかもしれないが、高速道路とレーシングコースでは道路幅が全く違う。 さて、本書は、通常の将棋本とは全く趣を異にしている。カートに乗るようなものだ。例えば、14頁の図では、金左右寄上直などあらゆる場合を想定している。ここまでマニアックな将棋本は見たことがない。この本を読めば裏技が見つかるのではないか。全く教科書的ではない、秘密の書だと思う。 だから、言い方は悪いが、「ずる賢く」なりたい子は読むとよい本だと思う。ただ、前提としては、少なくとも駒の動かし方を知っており、(九割九分)初手は2六歩または7六歩であることを知っていることがこの本を読む条件である。それさえクリアできていれば、本文は全て振り仮名が付いているので、(ひらがなを知っていれば)小学一年生でも読めます。
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