無私の日本人 (文春文庫)

無私の日本人 (文春文庫)

, 磯田 道史

によって 磯田 道史
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内容紹介 所収の短編「穀田屋十三郎」を原作に映画化! 「殿、利息でござる! 」2016年5月14日(土)ロードショー公開! (宮城県は5/7(土)先行公開) 大ベストセラー『武士の家計簿』の磯田道史が送る、庶民の忠臣蔵! 寂れる町をなんとか立て直そうと奮起する町人たちが藩主に奇策で立ち向かうが……。 阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、亀岡大毅、松田龍平、草笛光子、山崎努ほか超豪華キャストが集結! 藩主のお殿様役でフィギュアスケートの羽生結弦さんが映画初出演します! 内容(「BOOK」データベースより) 貧しい宿場町の行く末を心底から憂う商人・穀田屋十三郎が同志と出会い、心願成就のためには自らの破産も一家離散も辞さない決意を固めた時、奇跡への道は開かれた―無名の、ふつうの江戸人に宿っていた深い哲学と、中根東里、大田垣蓮月ら三人の生きざまを通して「日本人の幸福」を発見した感動の傑作評伝。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 磯田/道史 1970年、岡山県生まれ。2002年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。現在、静岡文化芸術大学教授。史料を読みこみ、社会経済史的な知見を活かして、歴史上の人物の精神を再現する仕事をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
無私の日本人 (文春文庫)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
この本を手にしたらあとがきのところをよく読んでほしいです。この本に掲載されているような人物について書こうと思った筆者の思いが、とてもわかりやすく書いてあります。真っ先に読んでもあまり本文のネタバレになるようなことは書いてないので、問題ないと思います。(筆者の)生まれた子供が大きくなるころには、日本は経済的な豊かさにおいて、まわりの国々に追い越されていくかもしれない。地震などの自然災害大国でもある。経済的に大きな問題に直面した時、日本人としてどういう哲学を持って、どう生きて行くのかと言う視点で、筆者は語りかけます。わたしは日本の将来を憂えることはありましたが、他国に負けないためには現実的にどうすべきかを考えることはあっても、筆者のような視点でこのことを考えたことはありませんでした。この本は、GDPなどの経済的な競争に勝つことがイコール人として幸せになることではないということを、思い出させてくれました。最後に、書かれている人物名や歴史用語などを表す漢字は難しくて、読めなかったり意味がわからないところも多かったです。歴史家である磯田氏にもっと噛み砕いてわかりやすく書いてほしいと願うのは無理かもしれないので、編集段階でルビを多めにふってくれるとか、より読みやすくなるように配慮してくれていたらよかったと思いました。

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