放射線物理と加速器安全の工学
本, 中村 尚司
によって 中村 尚司
4.8 5つ星のうち 652 人の読者
ファイルサイズ : 27.41 MB
著者からのコメント 新法令(ICRP1990年勧告)に対応した第2版 第2版では、新しいICRP 1990年勧告に基づく法令の取り入れを受けて、新しい線量の概念と線量換算係数などの記述を加え、またガンマ線・中性子に対する遮蔽計算定数を変更した。最新のガンマ線・中性子検出器および線量計に関する情報を加え、加速器放射線についても最新の情報を、特に重イオンに関するデータを中心に追加した。ハンドブックとしても利用できるように、様々なデータを多数掲載している。放射線と物質との相互作用について詳しく述べるとともに、その物質中での挙動を計算するモンテカルロ法および輸送計算法についての基礎をわかりやすく詳しく解説しているので、専門家が利用するのにも、大学での専門教科書としても適している。この本は、他に類例の無い内容を記載している。 内容(「BOOK」データベースより) 放射線や放射能生成には様々な原子核反応を伴っており、また生成された放射線が物質中で相互作用を起こすので、その生成と伝播のふるまいは極めて複雑である。本書は、これらの事柄を勉強しようとする人のための基礎から、専門家の必要とする情報までをわかりやすくまとめたものである。 内容(「MARC」データベースより) これから加速器・放射線について勉強しようとする人のための基礎から、専門家の必要とする情報までをわかりやすくまとめる。新しい実験データなど、研究の進展による多くの成果を取り込んだ、95年刊の第2版。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 中村/尚司 1939年奈良・大和郡山に生まれる。1962年京都大学工学部原子核工学科卒業。1964年同大学院工学研究科修士課程修了。同大学原子核工学科助手。1970年京都大学より工学博士。1973年~1974年スウェーデン原子力研究所にて研究。1975年東京大学原子核研究所助教授。1986年市村賞受賞。1986年~東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター教授。1995年日本原子力学会論文賞受賞。1999年~東北大学大学院工学研究科教授(現職)。専攻:放射線物理学、保健物理学。2000科学技術庁長官賞。原子力安全功労者表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
0コメント